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2026.05.14 ブログ

【後悔しない家づくり】建売住宅と注文住宅の違いとは?実際に住んでわかったリアルな比較

家づくりを考えたとき、多くの方が悩むのが「建売住宅」と「注文住宅」のどちらを選ぶべきかという問題です。価格・手軽さ・自由度など、それぞれにメリットがありますが、実際に住んでみないと見えてこないポイントも少なくありません。

今回は、実際に建売住宅に住んでいるスタッフMの体験と、建築士の自邸(注文住宅)との比較から、リアルな違いをお伝えします。


目次


建売住宅を選んだ理由

当社のスタッフMは、一級建築士が設計した建売住宅を購入しました。

当時の希望はとてもシンプルで、

  • リビング階段
  • 吹き抜けは不要(寒そうだから)
  • お風呂は1階
  • 部屋はできるだけコンパクト
  • 洗濯物は見えない位置に干したい

この条件に合う物件があったため、「これで十分」と判断して購入しました。


実際に住んでみて良かった点

■ 1階のお風呂は大正解

子どもが汚れて帰ってきても、そのままお風呂へ直行できます。これは購入前にイメージしていた通りで、非常に使い勝手が良いそうです。

■ コンパクトな家でも不自由はない

「広さ=快適さ」とは限らず、コンパクトでも生活自体は問題なく成り立ちます。


住んでから気づいた“細かいストレス”

■ 高天井の落とし穴

圧迫感を軽減するために天井を高くしている設計でしたが、

  • 電球交換が大変
  • エアコンが高所設置で掃除しにくい
  • 暖房効率が悪く、とにかく寒い

見た目の快適さと、実際の暮らしやすさは別物だと実感したそうです。

■ 収納の“使いにくさ”

  • 階段下収納 → 三角形で収納効率が悪い
  • 各部屋の収納 → 2か所に分かれていて使いづらい

「収納がある」ことと「使いやすい」ことは全く別です。

■ 屋上のメリットとデメリット

ベランダの代わりに屋上があり、

  • 洗濯物が外から見えない
  • 布団などもたくさん干せる

という点はとても良かったです。

ただし、

  • 上り下りが年々負担になる
  • 子どもが小さいと様子が見えない
  • 結果的に部屋干しがメインに

ライフスタイルの変化によって使わなくなる設備もあると感じたそうです。

■ コンパクトな家ゆえの制約

  • 収納不足で後から工夫が必要
  • 家具を増やせない
  • 大きな家具の搬入が大変

「小さい方がいい」という基準だけでは、後々の柔軟性が不足します。


一方、建築士の自邸(注文住宅)はどうか

こちらは、いわゆる注文住宅です。(もちろん自身で設計)

■ 大きな不満はなし

暮らしに合わせて設計されているため、ストレスがほとんどありません。

■ 広い畳リビングの使い勝手

子どもが成長しても使いやすく、長期的な視点で設計されています。

■ 暖かさの違い

冬でも裸足で過ごせる快適さ。床下エアコンを採用しつつも、過度に稼働させる必要がない設計です。

■ あえて言うなら

玄関収納をもう少し広くしておけばよかったという程度。(子どものスポーツ用品など)


建売住宅と注文住宅の本質的な違い

■建売住宅

  • すぐ住める
  • コストが分かりやすい
  • 決断しやすい

→ ただし「平均点の設計」になりやすい

■注文住宅

  • 暮らしに合わせて最適化できる
  • 長期的なストレスが少ない
  • 設計の意図が明確

→ ただし「誰に依頼するか」で大きく差が出る


実際に感じたこと

正直なところ、「建売でも十分」と思って選んだそうですが、

住んでみると「小さなストレスが毎日積み重なる」という現実があります。

  • ここがこうだったら…
  • もう少しこうしておけば…

そういった不満を、後から道具や工夫で補っているそうです。

また、場合によっては建売と注文住宅の費用差がそこまで大きくないケースもあります。


後悔しないために重要なこと

家づくりで最も重要なのは「どこに相談するか」です。

チェックすべきポイントは明確です。

  • 根拠に基づいた説明があるか
  • デメリットもきちんと伝えているか
  • そのデメリットをどう設計で解決するか説明できるか

良いことだけを言われても、判断材料にはなりません。特に専門知識がない状態では、見抜くことは難しいものです。


まとめ

建売住宅と注文住宅の違いは、単純な価格や見た目ではなく、「暮らしの質」と「ストレスの有無」に現れます。

どちらが正解ということではなく、「自分たちの暮らしに合っているか」を見極めることが重要です。

そしてその判断は、信頼できるプロとの対話なしには難しいと感じています。

家は一度建てると簡単には変えられません。だからこそ、最初の選択がとても重要です。

【書いた人】渡邊 和哉|一級建築士

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2026.07.09 ブログ

注文住宅を建てるなら建築事務所の建築士に相談するメリットとは?理想の住まいを実現するために

目次 はじめに 建築のプロだからこそできる提案力 土地・建物・内装・外構までトータルでプランニング 工務店との橋渡し役になれる 法規や建築知識が豊富だからレスポンスが早い 暮らしに合わせたオーダーメイドの注文住宅 建築士は家づくりのパートナー まとめ はじめに 「注文住宅を建てたいけれど、どこに相談すればいいのかわからない。」そんな悩みをお持ちの方は多いのではないでしょうか。 注文住宅を建てる方法には、ハウスメーカーや工務店へ直接依頼する方法だけでなく、「設計事務所の建築士に依頼する」という選択肢があります。 実は、建築士に依頼することで、理想の住まいをより実現しやすくなるメリットが数多くあります。 今回は、設計事務所の建築士と家づくりを進めるメリットについてご紹介します。 建築のプロだからこそできる提案力 「餅は餅屋」という言葉があるように、専門的なことは専門家に任せることが、満足度の高い結果につながります。 設計事務所の建築士は、建物を設計するプロフェッショナルです。 デザインだけではなく、 暮らしやすい間取り 光や風の取り入れ方 動線計画 構造 住宅性能 将来を見据えた使いやすさ まで総合的に考えながら設計を行います。 「見た目がおしゃれ」だけでは終わらない、本当に暮らしやすい注文住宅をご提案できることが建築士の強みです。 土地・建物・内装・外構までトータルでプランニング 注文住宅では、建物だけを考えれば良いわけではありません。 土地の特徴や周辺環境によって、 日当たり 風通し 駐車計画 お庭とのつながり プライバシー など、最適な設計は変わってきます。 建築士は、土地の特性を読み取りながら、建物・内装・外構まで一体として計画します。そのため、「家だけが素敵」ではなく、敷地全体で心地よい住まいを実現できます。 工務店との橋渡し役になれる 注文住宅では、設計と施工は別の専門分野です。 工事が始まると、 「図面通りに施工されているか」「より良い方法はないか」 といった確認が重要になります。 建築士はお客様の立場に立ちながら、工務店としっかりコミュニケーションを取り、必要な指摘や要望を伝えます。 施工現場では専門知識が必要になる場面も多くありますが、建築士が間に入ることで、お客様だけでは伝えにくい内容も適切に調整できます。 家づくりには多くの人が関わりますが、その中心となって品質を確認できることは大きな安心につながります。 法規や建築知識が豊富だからレスポンスが早い 建築にはさまざまな法律や規制があります。 例えば、 建ぺい率 容積率 高さ制限 採光 防火地域 建築基準法 など、一般の方には難しい内容が数多くあります。 建築士はこれらを理解した上で設計しているため、 「これはできますか?」「こんな間取りにしたいです。」 というご相談にも、その場で判断・提案できるケースが多くあります。 営業担当を介さず、設計者が直接お客様とお話しすることで、打ち合わせもスムーズに進みます。 疑問をその場で解決できることは、家づくりのストレス軽減にもつながります。 暮らしに合わせたオーダーメイドの注文住宅 建築士との家づくりは、一人ひとりの暮らし方を丁寧にヒアリングするところから始まります。 趣味を楽しめる空間 家事がしやすい動線 子育てしやすい間取り 将来のライフスタイルの変化 など、ご家族によって理想の住まいは異なります。 決まったプランに当てはめるのではなく、ご家族に合わせてゼロから設計できることも建築士に依頼する大きな魅力です。 建築士は家づくりのパートナー 注文住宅は、一生に何度も経験するものではありません。 だからこそ、不安や疑問を気軽に相談できる存在がいることは、とても心強いものです。 建築士は単に図面を描くだけではなく、お客様の想いを形にするパートナーです。 「もっとこうしたい」「本当にこれでいいのかな」 そんな小さな声にも耳を傾けながら、一緒に理想の住まいをつくり上げていきます。 まとめ 注文住宅は、人生の中でも大きな買い物です。 建築士に依頼することで、 専門知識を活かした設計提案 土地・建物・外構までトータルプランニング 工務店との円滑な連携 法規を踏まえた安心設計 暮らしに合わせたオーダーメイドの住まい など、多くのメリットがあります。 「理想の家を建てたい」「後悔のない家づくりをしたい」 そうお考えの方は、ぜひアトリエ18へご相談ください。 一人ひとりの想いに寄り添いながら、長く愛せる住まいをご提案いたします。

2026.06.29 ブログ

C値とは?気密性能が変える、理想の住み心地と暮らしの質

家づくりを調べ始めると、さまざまな専門用語に出会いますよね。「UA値」「断熱等級」「耐震等級」……その中でも、快適な住まいをつくる上で絶対に外せない、「C値」 「言葉は聞いたことがあるけれど、具体的に暮らしにどう関係するの?」 「高性能な家を建てるには、どれくらいの数字を目指せばいい?」 今回は、そんな疑問をお持ちの方に向けて、理想の住み心地と暮らしの質を大きく左右する「C値(気密性能)」について、分かりやすく解説します。 目次 そもそも「C値」ってなに? 気密性能(C値)が悪いと、暮らしはどう変わる? 断熱(UA値)と気密(C値)はセットで考える! 気密性能(C値)はいくらあればいいの? 高気密住宅の盲点?「負圧現象」の理由と対策 まとめ:目に見えない「C値」をデザインする そもそも「C値」ってなに? C値とは、一言でいうと「家にどれくらいの隙間があるか」を表した数値です。家の床面積1㎡あたりに、何c㎡の隙間があるかを計算したもので、数字が小さければ小さいほど「隙間が少なく、気密性が高い家」ということになります。 隙間の大きさをイメージしてみると… 一般的な目安として、C値が「1.0」の家は、延床面積100㎡(約30坪)の家全体に対して「ハガキ約0.7枚分」の隙間がある状態です。 これが、昔ながらの古い家(C値5.0以上など)になると、なんと「新聞紙1枚分以上」の大きな穴がどこかに開いたまま、エアコンをかけているような状態になってしまいます。 気密性能(C値)が悪いと、暮らしはどう変わる? 「隙間をなくす」ということは、単に数字を良くするためではありません。日々の暮らしの快適性や、家族の健康に直結する3つの大きなメリットがあります。 ① エアコンの効きが良くなり、光熱費が抑えられる 隙間が少ない家は、エアコンなどで冷やした(温めた)空気が外に逃げず、外の熱気や冷気が侵入してこないため、エアコンが効率よく働き、毎月の電気代を抑えることができます。 ② 部屋ごとの温度差が少なくなり、快適で健康に暮らせる 気密性が低い家だと、「リビングは暖かいけれど、廊下やトイレ、お風呂場がヒエヒエ…」ということが起こりやすくなります。家全体の隙間をなくすことで、部屋ごとの温度差(ヒートショックのリスク)をなくし、家族がどこにいても年中快適で、健康に過ごせる空間が生まれます。 ③ 24時間換気システムが「正しく」働く 現代のお家には必ず24時間換気システムがついていますが、家が隙間だらけだと計画した換気口からではなく、意図しない壁や床の隙間から空気が入ってきてしまい、正しく換気が行われません。 しっかり穴を塞ぐ(C値を高める)ことで、初めて換気ルートが正常に機能し、家全体の空気がいつでも綺麗に保たれます。結露やカビの発生を防ぐためにも、気密性は必要不可欠なのです。 断熱(UA値)と気密(C値)はセットで考える! よく「うちは断熱性能(UA値)が高いから大丈夫」と思われている方がいらっしゃいますが、実は「断熱と気密はセット」で考えなければ意味がありません。 例えるなら、断熱(UA値)は「ダウンジャケット」、気密(C値)は「ファスナー」です。 どんなに分厚くて暖かい高級ダウンジャケットを着ていても、風がビュービュー吹く日にファスナーが開けっ放しでは、風がスースー入ってきて寒いですよね。 家もまったく同じです。いくら性能の高い断熱材を使っても、隙間だらけ(C値が悪い)では、断熱材本来の力を発揮することはできないのです。 気密性能(C値)はいくらあればいいの? 結論から申し上げます。目指すべき基準は「C値0.8以下」です。一般的にC値1.0以下であれば「高気密住宅」と呼ばれる部類に入ります。それなのに「C値0.8以下」を基準とするのは経年劣化を考慮しているからです。 「C値0.8以下と言われても、ピンとこない…」という方のために、日本の基準の歴史や、他社との比較で使えるモノサシを順番に見ていきましょう。 実は、今の日本には「C値の義務基準」がない? 2026年現在、日本の省エネ基準には、守らなければいけないC値(気密性能)の最低基準はありません。ましてや、気密測定をしなければいけない義務もありません。 つまり、現在の注文住宅では、気密性能をどこまで高めるかは、それぞれの住宅会社に委ねられていて、そもそも気密測定をしていない会社もあるということです。 C値の目安表 住宅会社を選ぶ際の目安として、以下の基準を参考にしてみてください。 C値(数値が低いほど優秀)性能のレベル暮らしのイメージ2.0 以上一般的なローコスト住宅など隙間風を感じやすく、エアコンの効きにムラが出やすい。1.0 以下高気密住宅と呼ばれるレベル温度ムラが少なく、24時間換気システムが正常に機能する。 高気密住宅の盲点?「負圧現象」の理由と対策 実は高気密住宅にもデメリットがあります。それはキッチンの換気扇を回したときに起こる「負圧現象」です。 「キッチンの換気扇を回したときに玄関ドアが重くなって開けづらい」 「換気扇からゴォーッと変な音がする」 これは気密性能が高いからこそ起こる問題なのです。 「負圧現象」とは? 負圧とは、「室内の空気の圧力が、外の空気の圧力よりも低くなっている状態」を言います。 キッチンの換気扇は、料理中の煙や匂いを換気するために、非常に強いパワーで室内の空気を外へ吐き出します。吐き出すと同時に給気口などから室内に空気が流入してくるのですが、寒いなどの理由で給気口が閉じられていたり、高気密でお家の隙間が少ないため、空気の入口がなくなり負圧になるのです。 昔のお家であれば気密性が悪いため、隙間から空気が流入してきて、この様な現象は見られませんでした。 気密性が低い家: 換気扇が空気を吐き出すと、家のあちこちにある目に見えない隙間から自然と外気が入ってくるため、室内の気圧は保たれます。 気密性が高い家: 空気の入り口がないため、換気扇が強制的に空気を外に追い出すと、室内が「ストローで空気を吸い込まれたパックジュース」のように、気圧の低い状態(負圧)になります。 この結果、外から室内へ向かって強い圧力がかかるため、「玄関ドアが重くて開かない」「窓などのわずかな隙間からシューシューと音がする」といった現象が起こるのです。 負圧状態を放置するとどうなる? 単に「ドアが重くなる」だけでなく、室内が強い負圧状態になると以下のようなデメリットが生じることがあります。 排水口から匂い逆流: 家中の空気が引っ張られるため、お風呂や洗面所の排水トラップの水を吸い上げてしまい、下水の匂いが室内に上がってくることがあります。 トイレ換気扇などの機能不全: キッチン換気扇のパワーが強すぎるため、他の小さな換気扇が空気を外に排出できなくなり、計画的な換気経路が乱れます。 キッチン換気扇の排気効率の低下: 空気が入ってこない状態で吐き出そうとするため、上手く換気できずに本来の排気能力を発揮できなくなります。 高気密住宅で負圧を防ぐ「4つの対策」 1. 同時給排気型レンジフードを採用する 同時給排気型レンジフードとは、換気扇のスイッチを入れると、排気(出す)と同時に、レンジフード専用の給気口から外の空気を自動で取り込んでくれるシステムです。室内の気圧が一定に保たれるため、負圧現象そのものを防ぐことができます。しかし1点問題があり気密性能が高すぎると、この給気口だけでは足りないことがあり、別で給気口を設置しなければいけないことがあります。 2. 差圧式給気口を設置する 室内の気圧が下がった(負圧になった)ことを感知して、自動でパカッと開く給気口をキッチンの近くに設置する方法です。換気扇を止めれば自動で閉じるため、普段の気密性を損なうことがありません。 3. レンジフード連動給気口を設置する レンジフードのスイッチを入れると連動して開いてくれる給気口を設置する方法です。レンジフードのスイッチを切ると閉じてくれるので普段の気密性を損なうことがありません。 4. キッチン換気扇を使うときは、窓を開ける すでに住んでいて今すぐ対策したい場合は、「料理中だけキッチン近くの窓を開ける」のが一番確実です。空気の通り道を作ってあげることで、一瞬で負圧が解消されます。 失敗しない家づくりのために住宅会社へ聞いてみよう これから気になる会社を見学される際は、ぜひ担当者の方にこう質問してみてください。 「今まで建てられてきたお家のC値ってどれくらいですか?」 「気密性能が高いのはわかったのですが、負圧にはどう対処されてますか?」 気密性能(C値)は職人さんの手腕によって変わるため、実際に気密測定を行っている会社でなければ、答えられません。 負圧についてもスペック(数値)としては現れない部分ですのでしっかり勉強していないと知らなかったりします。 「うちは測っていませんが、ちゃんとやってますから大丈夫です」 「玄関ドアが開けづらいなんて今までのお客様から言われたことないので安心してください。」 もしそう言われたら、注意が必要です。目に見えない性能にこそ、その会社の家づくりに対する誠実さが現れるからです。 まとめ:目に見えない「C値」をデザインする C値は、完成した家を見ただけでは分かりません。壁の裏側にある、目に見えない部分だからです。 しかし、この目に見えない部分にどれだけこだわり、実直に向き合えるかで、10年後、20年後の「心地よさ」に天と地ほどの差が生まれます。 「デザインが素敵なのはもちろん、本当に心地よくて、家族がずっと健康でいられるお家に住みたい」 そう思われたら、ぜひ見た目だけでなく、その会社がどんな「C値」を目指して家づくりをしているかにもに注目してみてください。 アトリエ18では、構造計算や省エネ計算、そして気密性へのこだわりまで、住まいの性能に関するすべてを自社で責任を持って設計・監理をしています。 高性能な家づくりについてもっと詳しく知りたい方は、「家づくり相談会」を開催しているので、ぜひお気軽にお越しください。 https://atelier-eighteen.com/biyori/event/2943/

2026.06.23 ブログ

 梅雨のジメジメでも快適に暮らす家づくりの工夫

目次 梅雨のジメジメ 梅雨時期でもさらっとした「無垢の床」 部屋干し臭を防ぐ「換気と風通し」を考えた間取り 心地良い暮らしは家づくりで叶えられます 梅雨のジメジメ 6月に入り、雨の日が続く季節になってきましたね。 「朝起きたら床がなんだかペタペタする…」 「部屋干しした洗濯物の生乾き臭が気になる…」 そんな梅雨特有のジメジメした不快感に悩まされていませんか? 実は、このジメジメやニオイは「間取り」や「床材」といった家づくりの工夫でスッキリ解決できます。 今回は、梅雨のストレスを解消し、快適に暮らすためのアイデアをご紹介します。 梅雨時期でもさらっとした「無垢の床」 朝起きたときの床のペタペタ感。この不快感の原因は、空気中の湿気です。 アトリエ18では、お客様のご要望に合わせながら、基本的には「ヒノキの無垢床」をおすすめしています。 ヒノキなどの無垢材は、湿度が高いときには余分な水分を吸収し、 乾燥しているときには放出する「調湿効果」に優れているのが特徴です。 そのため、梅雨の時期でも床の表面がサラサラに保たれ、素足で歩いてもジメジメした不快感がありません。 部屋干し臭を防ぐ「換気と風通し」を考えた間取り 梅雨時期のもう一つの大敵である部屋干し臭。 生乾き臭が発生してしまう主な原因は「湿度の高い空気が洗濯物の周りに滞留してしまうこと」です。 これを防ぐには、家全体に空気の通り道を作る設計(通風計画)が欠かせません。 アトリエ18では、一級建築士が窓の配置や間取りなどを考慮し、高気密・高断熱な家を設計します。 気密性を高めることで、効率的な換気がおこなえ、家の中に自然な空気の流れを生み出すことができます。 そのため、部屋干しでも洗濯物が乾きやすく、イヤなニオイを大幅に軽減することが可能です。 心地良い暮らしは家づくりで叶えられます 梅雨のジメジメは、毎日の生活に小さなストレスを与えてしまいます。 しかし、素材選びや間取りの工夫で、雨の日でも心地よく、深呼吸したくなるような空間をつくることができます。 アトリエ18では、お客様にとって心地良い家づくりを設計しています。 一生に一度の家づくりだからこそ気になること、確かめたいことがたくさんあるはずです。 どんな些細なことでもお気軽にご相談ください。

2026.06.12 ブログ

UA値とは?一級建築士がぶっちゃける「枚方・寝屋川での暮らしに最適な数値」

「UA値は〇〇なので快適です!」って言われたけど、正直ピンとこない……」「UA値って、結局いくつを目指せばいいの?」 家の断熱性能を調べ始めると、必ずぶつかるのがこの「UA値」という言葉。ネットを見ても、国が定める基準や専門的な数字ばかりで、「じゃあ、自分が住む街ならどうなの?」というリアルな答えは見つかりにくいものです。 特に、ここ枚方・寝屋川は、京都盆地に近い気候特性のせいで「夏は猛烈に暑く、冬は底冷えする」という、家づくりにおいては、なかなか過酷なエリア。全国一律のカタログスペックを鵜呑みにして家を建てると、「思ったより寒いし、光熱費が高すぎる…」と後悔することになりかねません。 そこで今回は、枚方・寝屋川の地域特性を知り尽くした一級建築士の視点から、「枚方・寝屋川での暮らしに本当に最適なUA値」を解説します! 目次 そもそも「UA値」とは?一級建築士がわかりやすく解説 ぶっちゃけ枚方・寝屋川での暮らしに最適なUA値はいくつ? UA値「だけ」を見て注文住宅を建てると失敗する理由 まとめ:UA値の正解を知って、本当に快適な住まいをつくろう そもそも「UA値」とは?一級建築士がわかりやすく解説 UA値とは、ずばり「家からどれだけ熱が逃げやすいか」を表した数値です。 覚えるルールは1つだけ!「数字が小さいほど良い!」 UA値を見るときに、絶対に忘れてはいけないルールがこれです。一般的な性能値は「数字が大きいほうが良さそう」と思いがちですが、UA値は逆です。「熱が逃げる量」を計算したものなので、「数字が小さい=熱が逃げない」なので、数字が小さくなればなるほど、冬暖かく、夏涼しい、快適なお家ということになります。 「タンブラー」をイメージしてみてください もっとイメージしやすくするために、「タンブラー」を思い浮かべてみてください。 UA値が大きい家=ペラペラの「プラスチックのタンブラー」 UA値が小さい家=高性能な「魔法瓶のタンブラー」 プラスチックのタンブラーに熱いお茶を入れても、すぐに冷めてしまいますよね。手で触ってみても熱が逃げているのがわかります。夏にキンキンに冷えたお茶を入れても、あっという間にぬるくなってしまいます。 一方で、魔法瓶のタンブラーはどうでしょうか?熱いお茶や冷たいお茶を入れれば、温度をキープしてくれますよね。 家もまったく同じです。 UA値が小さい「魔法瓶のような家」を建てれば、冬にエアコンで暖めた空気が外に逃げづらく、夏にエアコンで冷やした空気が部屋の中に長い時間、留まってくれるようになります。 UA値はどこから熱が逃げるのを計算しているの? UA値(外皮平均熱貫流率)の「外皮」とは、家の内側と外側を区切っている境界線のことです。具体的には、以下の4つの場所を指します。 屋根、または天井 外壁 窓や玄関ドア 床、または基礎 この「家全体」から逃げる熱の合計を、お家の外皮面積で割って計算したのがUA値です。 ちなみに、家で一番熱が逃げやすく弱点となるところは、圧倒的に「窓」です。どれだけ壁の断熱材を厚くしても、窓の性能が低いとUA値は一気に悪くなってしまいます。 「UA値の基本はわかった。じゃあ私が住む地域では、一体いくつを目指せば快適に暮らせるの?」 そう疑問に思いますよね。 次の章では、「枚方・寝屋川での暮らしに本当に必要なUA値」を、一級建築士の本音でぶっちゃけます! ぶっちゃけ枚方・寝屋川での暮らしに最適なUA値はいくつ? 枚方・寝屋川で注文住宅を建てるなら、一体UA値はいくつを目指せばいいのでしょうか? アトリエ18一級建築士事務所の結論は… 枚方・寝屋川での暮らしに最適なのは、「UA値0.46程度」 「えっ、0.46?営業マンは0.87をクリアしてるから大丈夫って言ってたけど…」と思われた方もいるかもしれません。 なぜ0.87ではダメで、0.46程度必要なのか。その理由をプロの視点から深掘りします。 「国の最低基準、UA値0.87」は、ぶっちゃけ寒いです 日本の断熱基準では、地域ごとにグループ分けがされています。枚方市・寝屋川市などは、東京と同じ「6地域」というグループに属しています。 この比較的温暖な6地域において、国が定めている最低限の基準は「UA値0.87」です。 しかし、長年省エネ設計をしてきた一級建築士としてハッキリ言わせてください。 今の時代、枚方・寝屋川でUA値0.87の家を建てると、普通に寒いですし、普通に暑いです。 枚方・寝屋川は京都盆地に近いため、夏は最高気温が全国トップクラスになるほど蒸し暑く、冬は底冷えが厳しいという、かなり過酷な気候特性を持っています。国の最低基準ギリギリの家では、エアコンをフル稼働させ続けなければならず、毎月の電気代を見てげんなりしてしまいます。 なぜ「UA値0.46程度」が最適なのか? 「国より厳しい基準にするなんて、建築コストが高くなるだけじゃない?」 そう思われるかもしれませんが、実はこの「UA値0.46程度」こそが、「建築費」「光熱費」「快適性」のバランスが最も良い、最高のコストパフォーマンスを誇る数値なのです。 枚方・寝屋川でUA値0.46程度のお家を建てると、何が良いのか。それは、エアコンがない廊下や脱衣所などでも、冬場に室温が15℃を下回りにくくなることです。 日本の冬の家で一番恐ろしいのは、暖かいリビングから寒いお風呂場へ移動したときの、急激な温度変化による「ヒートショック」です。UA値0.46程度あれば、家全体の温度差がギュッと縮まるため、このヒートショックのリスクを大幅に減らし、家族の健康を守ることができます。 「じゃあもっと数値を良くすれば、もっと快適になるんじゃ?」と思いますよね。 確かに性能を上げれば、日々の冷暖房費はさらに安くなります。しかし、ぶっちゃけここから先はコストの壁が立ちはだかります。 UA値0.46を超えるレベルを目指すとなると、壁の中に断熱材を施工する一般的な方法ではなく、壁の外側にも断熱材を重ねる「付加断熱」が必要になり、建築コストがグッと跳ね上がってしまうのです。 実際に当社で「建築費」と「電気代」をシミュレーションしてみたのですが、断熱材をグレードアップした分の元を取るには、長い年月がかかることが分かりました。 だからこそ、初期投資とお得さのバランスが一番良い「UA値0.46程度」が、枚方・寝屋川での暮らしに最適な数値なのです。 予算に余裕があり、もっと快適に暮らしたいということであればUA値0.46以上に性能を高めることはもちろん大賛成です! UA値0.46にすると、暮らしはどう変わる? 枚方・寝屋川でUA値0.46の注文住宅を建てると、これまでの賃貸アパートや実家での暮らしとは別世界の快適さが手に入ります。 冬に暖房を消して寝ても、朝起きたときに寒くない!布団から出るのが苦痛じゃなくなります。 「LDKは暖かいのに、廊下やトイレ、お風呂場が極寒…」という、日本の家あるあるがなくなります。家全体の温度差が少なくなるため、冬場の恐ろしいヒートショックの家庭内事故を防ぐことができます。 夏のうだるような酷暑でも、一度お家を冷やせば魔法瓶のように冷気をキープしてくれて電気代が安くなります。しかし1点、気をつけなければいけないことがあります。それは夏のめちゃくちゃ熱い直射日光をしっかりと遮ること。これが出来ないと、むしろ入ってしまった直射日光が室温を上昇させてしまい、大変なことになります。 UA値0.26(断熱等級7)まで上げる必要はある? 最近では、さらに上の基準である「UA値0.26以下」をアピールする会社も増えてきました。 もちろん、予算に余裕があれば目指すのは素晴らしいことです。快適なのは間違いありません。 しかし、枚方・寝屋川の気候において、UA値0.46から0.26に上げるためには、付加断熱したり、より高性能な窓を使ったりと、建築コストが跳ね上がります。その割には、住んでからの電気代の削減効果は、UA値0.87から0.46に上げたときほど大きくありません。 だからこそ、私たちは「枚方・寝屋川で快適に暮らすなら「UA値0.46程度」が最適だとお答えしています。 「よし!じゃあUA値0.46の家を建ててる会社を探そう!」 ……と、急ぎたくなる気持ちはわかりますが、実はここに「最大の罠」があります。 次の章では、UA値「だけ」を見て家を建てると大失敗してしまう、プロしか知らない住宅業界の裏話をお伝えします。 UA値「だけ」を見て注文住宅を建てると失敗する理由 ここまで「枚方・寝屋川ならUA値0.46程度が最適!」というお話をしてきました。 「よし、じゃあUA値0.46をクリアしている会社を探そう!」と思ったあなたへ、一級建築士としてこれだけは絶対に伝えなければならない「最大の罠」があります。 ぶっちゃけます。 どれだけUA値の数字が良くても、それ「だけ」で住宅会社を選ぶと、家づくりは高確率で失敗します。 なぜなら、UA値はあくまで「数値(スペック)」に過ぎないからです。本当に快適な家をつくるためには、UA値と同じくらい、いやそれ以上に大切な「2つの注意点」があります。 罠①:C値(気密性能)がスカスカなら、UA値はただの飾り 1つ目の盲点は、家の「隙間の多さ」を表す「C値(気密性能)」です。 どれだけUA値が優れていても、C値が悪い(隙間が多い)とせっかく温めた空気が外へ逃げてしまいます。 イメージしてみてください。冬の寒い日に、最高級の分厚いダウンジャケットを着ているとします。断熱性は抜群(=UA値が良い状態)です。しかし、もしそのダウンジャケットのファスナーが全開で、脇の下に大きな穴が空いていた(=C値が悪い状態)としたら、どうでしょうか? 冷たい隙間風がヒューヒューと入ってきて、凍えてしまいますよね。 家もこれと全く同じです。UA値がどれだけ良くても、施工が雑で隙間だらけの家なら、冷暖房の空気は逃げ放題、外の不快な寒気がどんどん入ってきます。 罠②:夏の枚方・寝屋川での暮らしを地獄にする「日射遮蔽(にっしゃしゃへい)」の有無 2つ目の盲点は、太陽の熱をコントロールする「日射遮蔽(遮熱)の計画」です。 先ほど、UA値が良い家は「魔法瓶のような家」だとお話ししました。 魔法瓶は、室内の温度をキープするのには抜群の効果を発揮しますが、「一度中に入ってしまった熱を逃がすのが大の苦手」という弱点があります。 夏の最高気温が全国トップクラスになる枚方において、窓から入ってくる強烈な直射日光を遮る設計(日射遮蔽)がされていないと、どうなるか。家の中に入った太陽熱が魔法瓶の中に閉じ込められ、夜になってもサウナのように暑い「地獄の家」が完成してしまいます。 これを防ぐには、UA値の計算だけでなく、 「南側の軒やひさしを何センチ出せば、夏の太陽光を遮り、冬の暖かい光を取り込めるか」 を、方位や周辺の環境に合わせて緻密に設計する必要があります。 数字のパズルではなく、現場と設計の「本質」を見よう UA値という数字は、実は窓を小さくしたりすれば、設計の腕がなくてもいくらでも「見栄えのいい数字」を作ることができてしまいます。 しかし、本当に大切なのは「スペックの数字」ではなく、「その土地の気候に合わせた設計がされているか」「数字通りの性能を発揮できる丁寧な施工がされているか」です。 だからこそ、私たちは設計と施工の会社を完全に切り離し、お客様の味方となる一級建築士が現場を厳しく監理する体制をとっています。 「UA値〇〇です!」という営業トークの裏にある、気密性や設計の質にまでぜひ目を向けてみてください。 まとめ:UA値の正解を知って、本当に快適な住まいをつくろう 今回は、家づくりの重要キーワード「UA値」について、枚方・寝屋川での暮らしに焦点を当ててぶっちゃけてきました。 最後に、大切なポイントをもう一度振り返ってみましょう。 UA値は「熱の逃げやすさ」を表す数値で、低いほど優秀! 国の最低基準「UA値0.87」では不十分。枚方・寝屋川での最適解は「UA値0.46程度」 これ以上追うとコストが跳ね上がるため、UA値0.46程度がコスパが良い! ただしUA値(数字)だけでなく、「C値(気密性能)」や「日射遮蔽」とセットで考えることが大失敗を防ぐカギ! 数字の先にある「本当の心地よさ」を大切に UA値やC値といった数値(スペック)を高めることは、今の時代、長く安心して暮らすための「最低限のパスポート」のようなものです。アトリエ18でも、「基準UA値0.46」「基準C値0.5」そして「耐震等級3」や「長期優良住宅」といった高い基本性能を標準としています。 しかし、私たちが本当に大切にしたいのは、計算書に並ぶ数字の良さだけではありません。 その数字の先にある、「五感で感じる心地よさ」です。 どれだけUA値が優れていてエアコンがよく効くお家でも、「心地いい」と感じてもらえなければ、意味がありません。 だからこそ私たちは、床や手すりなど「直接手に触れるもの」には一切妥協せず、ぬくもりのある自然素材を取り入れた住まいをご提案しています。 一級建築士と、これからの暮らしの「本音」を話しませんか? 家づくりには、UA値の計算をはじめ、構造計算や省エネ計算など、専門的なプロセスがたくさんあります。アトリエ18では、これらの複雑な計算をすべて外注せず、自社内で一級建築士が責任を持って丁寧に設計をしています。 そして、ハウスメーカーのような「営業マン」ではなく、設計のプロである「一級建築士」が最初の打ち合わせから直接、あなたのご要望をお伺いします。 「枚方・寝屋川で土地を探しているけれど、日当たりはどうかな?」 「予算内で快適な注文住宅を建てるにはどうすればいい?」 どんな小さな疑問や不安でも構いません。まずは数値だけではない、あなたとご家族のための「本当に心地いい住まい」について、私たちに本音をお聞かせください。 アトリエ18では「家づくり相談会」を開催していますので、お気軽にお越しください。 https://atelier-eighteen.com/biyori/event/2943/

2026.06.11 ブログ

家づくりの参考にしたい|設計士が考えたおしゃれ 注文住宅の工夫5選

目次 光を上手に取り込む|自然光が心地よい住まい 忙しい毎日を快適に|共働き府負の家事導線を考えた住まい メンテナンスの手間を減らす|そとん壁を採用した外観デザイン 猫との暮らしをもっと楽しく|キャットウォークのある住まい 暮らしにぬくもりをプラス|薪ストーブと煙突のある家 まとめ|おしゃれだけではない、暮らしに寄り添う家づくり 光を上手に取り込む|自然光が心地よい住まい 窓の配置や光の入り方の工夫 明るさだけではない居心地の良さ 明るい家にしたいと思っても、大きな窓をつくるだけでは心地よい空間にはなりません。窓の位置や高さ、光の入る方向によって、空間の印象は大きく変わります。 こちらの2件のお家では、室内全体にやわらかな自然光が広がるよう工夫しました。時間によって変化する光が、暮らしに心地よさや豊かさを与えてくれます。 照明に頼りすぎない暮らしは、省エネにもつながります。 https://atelier-eighteen.com/works/hoshida/ https://atelier-eighteen.com/works/neyagawa/ 忙しい毎日を快適に|共働き夫婦の家事動線を考えた住まい 移動を減らす間取りの工夫 毎日の負担を少し軽くする設計 忙しい毎日の中では、家事にかかる小さな負担も積み重なっていきます。 洗濯、片付け、料理などの動きを考え、スムーズに移動できる動線を意識しました。一つの家事をその場所で完結出来たり、連動している家事を近い場所で出来るようにするなど、家の中を行ったり来たりする時間を減らすことで、毎日の家事負担を軽減します。効率だけでなく、家族との時間が増えることも大切なポイントです。 暮らし方に合わせた設計が、毎日の心地よさにつながります。 https://atelier-eighteen.com/works/sonenji/ https://atelier-eighteen.com/works/neko-yawata/ メンテナンスの手間を減らす|そとん壁を採用した外観デザイン 美しさを長く保つ素材選び 将来のメンテナンス費用も考えた家づくり こちらのお家では、お客様のご要望でそとん壁を採用しました。 そとん壁はメンテナンス面で魅力がある一方、追加コストが発生する素材でもあります。アトリエ18では、見た目や機能だけでなく、ご予算とのバランスも大切にしています。そのため、お客様のご希望を伺いながら、無理のないご提案を心がけています。 「こんな家にしたい」という想いに対して、可能かどうかを迅速にお伝えできるのも、設計士が直接関わる家づくりの強みです。 https://atelier-eighteen.com/works/hirakata/ 猫との暮らしをもっと楽しく|キャットウォークのある住まい 猫も人も心地よく過ごせる工夫 空間デザインとしても楽しめるポイント 猫との暮らしを考えたこちらのお家では、キャットウォークを設けました。 一般的な幅も確認しながら、猫が使いやすいことと、人が暮らす空間として邪魔にならないことの両方を大切にしています。 今回は、暮らしや空間とのバランスを考え、通常より少し幅を抑えた設計にしました。限られた空間の中でも圧迫感が出にくく、インテリアにも自然になじんでいます。 施主様からは「猫も気に入って使ってくれています」と嬉しいお声もいただいています。 https://atelier-eighteen.com/works/neko-yawata/ 暮らしにぬくもりをプラス|薪ストーブと煙突のある家 家族が集まる空間づくり 見た目と暮らしやすさの両立 こちらは、薪ストーブと煙突が印象的な平屋のお住まいです。 木のぬくもりを感じられる空間に、薪ストーブのやさしい暖かさが自然になじみます。炎を囲みながら過ごす時間は、家族が自然と集まる場所にもなります。 見た目のおしゃれさだけでなく、心地よく過ごせる空間づくりも大切にしました。日々の暮らしに、あたたかさと豊かさを感じられる住まいです。 https://atelier-eighteen.com/works/nara-yoshino/ まとめ|おしゃれだけではない、暮らしに寄り添う家づくり 家づくりは、見た目のおしゃれさだけではなく、その先の暮らしを考えることも大切です。 好きなものや理想の暮らし方、ご家族それぞれの生活スタイルによって、心地よい住まいの形は変わります。 アトリエ18では、お客様のご要望を丁寧に伺いながら、デザイン性と暮らしやすさ、性能やコスト面とのバランスも大切にしています。 毎日の暮らしが少し豊かになる、そんな住まいづくりをご提案しています。

2026.06.01 ブログ

夏の快適さは「設計」で変わる

目次 夏を旨とすべし。現代の家づくりで考えたいこと 夏の快適さは「設計」で変わる 「風の通り道」をつくる 西日は“強い熱”になる 性能だけではない「心地よさ」 まとめ|夏の快適さは、設計から始まる 夏を旨とすべし。現代の家づくりで考えたいこと 「家は夏を旨とすべし。」 これは、吉田兼好の『徒然草』に登場する有名な言葉です。高温多湿だった昔の日本では、夏をどう快適に過ごすかが住まいづくりの重要なテーマでした。 では、エアコンが当たり前になった現代ではどうでしょうか。 近年の日本の夏は、昔よりもさらに暑くなっています。断熱性能が高い家が増えた一方で、「夏になると2階が暑い」「日差しがきつい」「冷房が効きにくい」といった声も少なくありません。 だからこそ今、改めて“夏をどう過ごす家にするか”を考える必要があるのではないでしょうか。 夏の快適さは「設計」で変わる 家の暑さは、単純にエアコンの性能だけで決まるわけではありません。 実は、 どこから光が入るか 風がどう抜けるか 窓の位置や大きさ 軒や庇の出方 こうした設計によって、室温や体感温度は大きく変わります。 例えば、南側から入る夏の日差し。夏の太陽は高い位置を通るため、庇(ひさし)をうまく設計すると直射日光を遮ることができます。 反対に、冬は太陽高度が低くなるため、暖かな光を室内へ取り込めます。 つまり、“光を遮る”だけではなく、“季節によってコントロールする”ことが大切なのです。 「風の通り道」をつくる 昔の日本家屋には、風を通す知恵がたくさんありました。 現代住宅でも、窓をただ増やせば風通しが良くなるわけではありません。 重要なのは、「風の入口」と「出口」を意識すること。 風は、空気が流れる道があることで初めて動きます。 例えば、 南北に窓を配置する 高低差を利用して熱気を逃がす 階段や吹き抜けを活かす そんな小さな工夫だけでも、家の中の空気は驚くほど変わります。 西日は“強い熱”になる 夏の住まいで特に注意したいのが、西日です。 夕方の西日は、光というより“熱”に近く、室温を一気に上げてしまいます。 そのため設計では、 西側の窓を小さくする 外付けブラインドを使う 植栽で日差しを和らげる といった工夫を行うことがあります。 見た目のデザインだけではなく、「どう暮らすか」まで考えることが、快適な住まいにつながります。 性能だけではない「心地よさ」 高断熱・高気密という言葉を耳にする機会も増えました。 もちろん住宅性能は大切です。 ただ、数字だけでは測れない快適さもあります。 朝の柔らかな光。ふと通り抜ける風。季節の変化を感じられる空間。 そうした自然との距離感も、住まいの心地よさをつくる要素のひとつだと思います。 家づくりは、単に暑さ寒さを防ぐだけではなく、「どんな時間を過ごしたいか」を考えることでもあります。 まとめ|夏の快適さは、設計から始まる 夏を快適に過ごせる家は、設備だけでつくられるものではありません。 光をどう取り入れるか 熱をどう遮るか 風をどう通すか そうした積み重ねによって、住まいの心地よさは変わります。 これからの家づくりでは、性能だけでなく、“季節とどう付き合うか”も大切なテーマになっていくのかもしれません。

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