2023.12.28 施工・監理
家を作る上で重要視されている性能、わかりますか?「気密」 と 「断熱」 です。断熱材がしっかりと分厚い物が入っていても、隙間が多いと外気が入り込み、夏は熱く、冬は寒い! なんてのは意味が無いですよね。「高気密」とは字のごとく、家の隙間をなくして外と室内の空気の出入りを少なくした状態の事。隙間は少なければ少ない程、外気の影響を受けにくいので快適性が持続するのです。今回行った「気密測定」とはその住宅の隙間の量を測定することです。さて、どのように測るのかというと、1.窓を閉める、給気口を閉める2.一か所の窓に大きなメガホンのようなものを設置し、検査機械を繋ぐ ====スイッチオン! いざ検査開始====3.室内の空気を外に出していきますよ~4.検査機械で数値を図ります家の中の空気を出すので、今度は負圧で隙間から空気が家の中に入ろうとします。その入ってくる空気の量で隙間の大きさを測るんですね!隙間の面積はC値という値で示され、C値は1.0㎠/㎡を切れば高気密とされています。数値が小さくなればなるほど高気密ということになります。 先日測定したお客様の家の数値は・・・ 「0.4㎠/㎡」 でした!満足のいく中々の数値でした。高気密の家とは大工さんの施工品質が高い!という事の証なんですね~大工さんいつも有難うございます! これで施主様が安心して快適な生活を過ごして頂けると嬉しいですね!
2023.11.29 施工・監理
社長の自邸インタビューのパート2です。家を建てる時に自分の家を実験台にする方は少ないと思います。アトリエ18の社長に自宅の特徴やこだわりを聞く中で「なぜそれを選んだんですか?」の質問に『実際がどんなもんかやってみた』という台詞が何度か出てきました。人生でおそらく一番大きな買い物である家づくりで実験をしてしまう社長に口が開きっぱなしです。以前に『床下エアコンやったみた』を載せているんですが、今回は『トイレの壁、珊瑚漆喰塗ってみた』です。珊瑚漆喰は吸放湿する塗り壁素材です。実際に数値を測っているそうなので、まとめる機会があれば公開したいと思います。で、結果どうだったか?「クロスでいいんじゃない?」どこまでも現実的です。湿気を吸ったり吐いたりはしているけど、数mmの厚さの壁であり、季節という長いスパンで乾燥したり湿気が多くなるのでものすごく効果があるわけではないなーー。というのが結論です。わかっててやっちゃう所が驚きポイントです。壁紙のリフォームや張替え、塗り替えなどのメンテナンスコストを考えるとクロスで良い。という事でした。(余裕がある人は好きな塗り壁にするといい。)とは言え、私は塗り壁の質感が好きです。クロスは自分で貼ろうとは思いませんが、塗り壁はやらせてもらえるなら自分で一画だけ塗ってみたい!家づくりする中で、いいものを薦めて下さることは多いと思います。もちろん、いいものはいい!ですが、効果に期待して思ったほどではなければ他に費用をかけたいって事もありますよね?アトリエ18ではどこまでもお客様の暮らしに寄り添ってお話をさせて頂きます。安心で快適に暮らして頂けるよう、知識と経験の引き出しを沢山用意してお待ちしています。
2023.11.07 施工・監理
家づくりをご検討中の方に、意外な盲点をお届けできればと思います。『大工さんは選べない』編です。(続編があるかは神のみぞ知る)家づくりの際、どこに頼むか?大きな問題ですよね。ほとんどの方が、予算やこだわり、イメージの相違、アフターフォローや営業さんの人柄など、色んな要素を吟味検討して「ここにしよう」と決めてから、細かい打ち合わせに入るわけです。(家づくり、始まる前から結構大変)ですが、実際に家を建てるのは大工さんです。事前に大工さんに会って、腕や技術、人柄を見ることはほぼない。実際に工事が始まって「???」と思う方も、、、もちろん、施工事例や実際の家を見てから決定されることが多いので完成形は目途がついているし、この会社を選んだんだから間違いはないという事もあるでしょう。本当に信頼のおける仕事をしてくれているか?これを確かなものにするのが『監理』です。『監理』は図面通りにできているか?だけではなく、細かく現場の状態を確認し修正を行います。完成までに最低30~40回ほど実施します。第三者が現場に出向き、家づくりをしっかり守るという事が信用につながります。この『監理』をしっかりを行える、というのが一級建築士の強みです。間違いや不具合に気が付ける。ロスタイムを最小限に指示ができる。など、建築のプロだからこそ大工さんとお互いに信頼しあえて一緒に家づくりをしていけるんです。ぜひ、『監理』をしっかりしている会社を家づくりの検討材料にもいれて下さい。
2023.06.01 施工・監理
先日、完成したお家の見学にスタッフ全員で伺いました。外から見ると大きな駐車場と花壇があり、外観もかわいらしい素敵なおうちでした。階段もすべて桧の床です。ウォークインクローゼットは広々していてこんなウォークイン欲しい!と主婦なら憧れるようなものでした。将来、車いす生活になることも考えられて設計されています。エレベーター付きです。トイレの窓も大きく、なるほどと思う事の多いお家になっていました。こちらの施主様はホームページをみて頂いたのがご縁で、お電話を頂きました。とても嬉しかったです。アトリエ18では、打合せを重ねて出来上がったプランをご紹介する際に、手書きで色をつけてお見せしています。施主様のこだわりの詰まったお家で暮らして頂くのが待ち遠しいです。
2023.02.28 施工・監理
家を建てる時にサイコロ使うって知ってましたか?建築基準法にのっとって建設するために使うアイテムなんです。建築基準法施工令の第6節鉄筋コンクリート造の第79条で「鉄筋のかぶり厚さ」が指定されています。法律とか出てきたら眠たくなってきてしまうので、ここでは置いときます。で、そのかぶり厚さをしっかり測るのがこのサイコロです。 実は『スペーサー』というかっこいい名前がついてます。(スペーサーにはサイコロの他にいくつか種類があります。)このサイコロ、面によって長さが微妙に違うんです。新人さんだと、違う面で測ってしまってたりすることも。細かいですがその辺りも、現場でチェックするポイントです。*興味のある方は工事監理についてのブログもご覧ください。
2023.02.17 施工・監理
建築士の仕事といえばまず思い浮かぶのは『設計』ではないでしょうか?知識と経験とデータを駆使して、そこに住む方の理想を現実にしていくのが『設計する』という大事な作業。これがなければ、何も始まりません。設計図が出来た!めでたしめでたし。後は建てちゃって下さい。とはなりません。設計士の仕事はここからも気が抜けません。『工事監理』という仕事が始まります。これは建築士の独占業務で資格がないものは出来ません。 何をするかというと家づくりをする上で重要な指示はもちろん、本当に細かい調整や指示出しを現場を見ながら行います。週に2,3回、完成までに多いと30回は監理作業を行います。 こんな感じで、住む方の思いとその先の暮らしを考えながら家が完成するまで「監理」を行っています。 一見気が付かないような部分でも、もし監理がしっかりされていなければ、、「ここなんか使いにくいな、、」「なんか出っ張ってる」「なんでこんな所にこれが、、」「よくみるとちょっと不細工」などが出てきます。 それだけならいいですが、もしかすると欠陥住宅になっている恐れもあるんです。お住いの家がなんの不自由もなく安全に使えて、ちょうどいいところに欲しい設備があるのは設計士による監理が行き届いている証拠なんです。
難しいご要望も、設計事務所なら
解決できるかもしれません。
相談料は無料ですので、まずはご相談ください。
先ずはメール・電話にてお問い合わせください。土地をお持ちの方は土地の調査から。土地をお持ちでない方は土地探しからお手伝いします。資金計画をアドバイスし、その後ベストなプランをご提案。ご納得頂いてから設計契約となります。
土地をお持ちの方は土地の資料があればお持ちください。
もちろんです。当社は設計事務所です。設計のプロがお施主様からお話を伺い 当社の省エネ設計という強みを生かしたご提案をいたします。
予算内で、設計力を生かしたご提案出来るのが設計事務所の強みです。ご安心ください。
土地選びは非常に重要です。土地を見て、直ぐにイメージ出来る設計事務所でないと正直土地探しは失敗することがあります。当社の方針として、土地選びはご同行させて頂いております。
お電話でのお申し込み・お問い合わせ
【受付】 平日9:00-18:00(土・日・祝日も対応可能)