
床に出現した穴?隙間?
正体は『床下エアコン』です。
一般的なエアコンの他にこの『床下エアコン』『小屋裏エアコン』『全館空調』等空調の仕方があります。
床下エアコンや全館空調はSNSでもおしゃれな家で紹介されているのを結構みかけます。
効果はどうなんだい?コスパはいいのかい?ランニングコストはどうだい?
気になることがいっぱいです。
実はアトリエ18の社長は自宅を建てられる際に『床下エアコン』を採用されています。
一級建築士が取り入れているんだ!それは良いに違いない。期待が高まります。
ズバリ、採用理由を聞いてみました。
「体感としてどんなもんか、やってみた。お客様にも説得力あるやろ」
思ってた答えと違ってました。やってみちゃう所がすごい!
では、実際使ってどうなのか?と、プロの見解も含め深堀します。
まず、床下エアコンの取り付けには必要条件があります。
・『高気密・高断熱』を実現できる家であること
・取り付け位置が空気の流れを計算されていること
社長の実験の結果
【冬場】
・一日中つけておけば、それはもちろん温かい
・必要な時だけタイマーで付けると若干温度は下がるが、寒くない(動かずにじっとしていれば寒くなってくる程度)
・トイレや脱衣洗面室、廊下は温かい(プランニングが重要)
・床下エアコンの効果をしっかり発揮させようとするとコストがかかる
【夏場】
・冷房期は使えない(床置エアコンであれば可能)
【まとめ】
・そもそも性能のいい家にしか取り付けられないので、温度の高低が少ない家になっている
・コスパや利便性を考えると壁付けエアコンがいい
一般的なエアコン | 床下エアコン | 全館空調 | |
効き | 〇 各部屋〇 廊下や脱衣洗面室××× ※冬場の家での死亡現場はトイレ、脱衣室です | 〇 床や廊下も温かく 冷房は効きが悪い | 〇 季節を問わず空調が可能 効くまでが遅い |
使い勝手 | 〇 各部屋で設定ができる メンテナンスが各部屋で必要 | ◎ 一般的なエアコンを使用 エアコンが邪魔にならない 直接風が当たらないので体に優しい | △ 基本OFFにすることができない 各部屋で温度の切り替えがし難い |
ランニングコスト | ◎ 機器の種類が豊富な為、省エネなタイプも多数 ON、OFFが自由で各部屋で調節が可能 | 〇 機器の種類が豊富な為、省エネタイプの多数 全館に空調を送る為、長時間の運転が必要 | △ 基本OFFに出来ない OFFにするとダクト内に結露が発生する事があり家によくない影響も |
施工時のコスパ | ◎ 種類が豊富で専門知識がなくても取り付け可能 | 〇 種類は豊富 間取りによって実力を発揮できるか大きく関わるので専門知識が必要で、住宅の性能もあげなければいけない | △ 機器が少ない上に高額 専門知識が必要で住宅の性能も上げなければいけない |
エコ | ◎ 機器の性能だけでなく、ON、OFFが自由にできるため | 〇 ある程度長時間の運転が必要 | △ 運転し続ける |
床下エアコンをお考えの方はぜひ、プロにご相談してみてください!
アトリエ18では豊富な経験と知識であなたの理想に寄り添ったお話をさせて頂きます。